VA/VE (加工技術FAQ)
表面処理(めっき、熱処理など)について
鋳物に黒染めを依頼したら赤茶色になってしまいました。どうすればよいですか。
鋳物の場合は、炭素鋼と同じように黒染め処理を施すと、本来の想定とは違う赤茶色に染まってしまうことがあります。
他にも、ワイヤーカットで微細なクラックが発生している製品も茶色く染まってしまいがちであったり、
クロム等を含む合金鋼はグレーに染まってしまいます。
鋳物の黒染めをする場合には、鋳物が黒く染まりやすい専用の薬剤などで対応が可能な表面処理業者を探しましょう。
また、黒染めの代わりに鋳物への付着性や防錆性能の高いパーカー処理(リン酸塩被膜の形成)代替することもおすすめです。
ワイヤーカット後の製品の場合は、カット面を研磨してから黒染め処理を行うと、染まりがよくなることもあります。
中村製作所では、黒染めを含む鋳物製品の加工にも対応しております。
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