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アブレシブ摩耗とは何ですか。対策もあれば教えてください

摩耗メカニズム解説

アブレシブ摩耗とは
アブレシブ摩耗とは、硬い材料の突起や粒子が、それよりも柔らかい材料の表面を「削り取る」ことで発生する摩耗現象になります。アブレシブ摩耗には硬い粒子がどのように作用するかによって大きく2つに分類されます。

2つの分類

二体アブレシブ摩耗
2つの材料が直接接触して削る

硬い材料の表面にある「粗い突起」が、対面する柔らかい材料を直接引っかいて削る状態。

三体アブレシブ摩耗
粒子が2つの材料の間に介在して削る

接触する2つの材料の間に、硬い「粒子(砂、金属粉、塵など)」が入り込み、転がりながら表面を削る状態。

対策のポイント
アブレシブ摩耗を抑えるには、以下の方法が一般的です。

対策法

硬度を上げる:摩耗する側の硬度を、攻めてくる粒子の硬度の0.8倍以上に高める。

異物の除去:フィルターの使用、シールの強化によって硬質粒子の侵入を防ぐ。

表面処理:DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングや窒化処理で表面を保護する。

材料選定:靭性のある材料を選び、ひび割れや脱落を防ぐ。


アブレシブ摩耗は硬度差が対策の鍵です。「攻める粒子の硬度の0.8倍以上」を目安に材料・表面処理を選定することで、摩耗速度を大幅に低減できます。

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