VA/VE (加工技術FAQ)
材料選定
フリー鍛造品でも加工対応可能ですか?
フリー鍛造品でも加工可能です。
丸棒やパイプ材などは φ450を超えると規格品が殆どないため、
それ以上の大径の製品を製作する際には基本的に溶断材や鍛造材が用いられます。
ただし、フリー鍛造の場合は、素材段階での形状の振れが大きい、ボコボコとしていて断続切削になる等の理由でチャッキングや加工に工夫が必要です。また、振れが大きすぎると黒皮を取り切れない場合もあります。そのためフリー鍛造にて材料を支給される場合は、片肉、端面とも少なくとも20~25mm以上の加工代を付けて頂くことをおすすめしております。
また、当社でも鍛造材の調達が可能です。
鍛造品の調達および加工についてお困りの際は、お気軽にお問合せ下さい。