VA/VE (加工技術FAQ)
内径研削の加工時間を短縮したいです。どのような工夫ができますか?
内径研削の加工時間を短縮するには、いくつか工夫できるポイントがあります。 🔵ドレスインターバル(ドレッシング頻度)を延ばす 加工精度や面粗さを保てる範囲でドレス間隔を見直すことで、非加工時間を削減できます。 近年はCBN砥石や焼結メタルボンド砥石など、ドレスレス化が可能な工具の採用も進んでいます。 🔵荒研削時のスパークアウト回数を減らす スパークアウト(無送り研削)は面粗度向上、寸法安定のために行いますが、 機械やワークの熱膨張や変形が少ない条件であれば、スパークアウト回数を見直すことで加工サイクルを短縮できます。 🔵中荒研工程を削減する 内径研削では、工程分けによって粗加工(荒研)、中仕上げ(中荒)、仕上げ(精研)を行うことがありますが、 ワークの材質や形状、使用する砥石によっては中荒工程を省略しても十分な精度が出せる場合があります。 工程数を減らすことで段取りや加工時間が削減できます。 🔵アプローチ量を減らし、トラバース速度を上げる アプローチ量を最適化し、トラバース速度を上げることで、1サイクルあたりの実加工時間を短縮できます。 ただし、これにより砥石への負荷が増えるため、加工バランスを見ながら調整が必要です。




