大物 旋盤加工 φ1200/材料・鋳物〜切削・研削研磨・溶接・表面処理まで一貫加工
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VA/VE (加工技術FAQ)

FC300を加工する時の工具選定について教えてください。

材料解説 / FC300

FC300の切削加工と工具選定
FC300の切削加工は、金属加工全般の中では「容易」な部類に入りますが、FC200等と比較すると硬度が高く、工具の摩耗形態も異なるため、知見に基づいた条件設定が不可欠になります。

被削性と工具選定


FC300の加工における最大の敵は、マトリックスに含まれる微細なセメンタイトや、鋳物表面の酸化皮膜・砂噛みになります。

超硬工具
汎用・標準的な選択肢

一般的な旋削・フライス加工に用いられます。K種(鋳鉄用)の超硬にコーティングを施したものが推奨されます。
旋削・フライス加工
K種コーティング

CBN(立方晶窒化ホウ素)
高速仕上げ加工向け

高速仕上げ加工において真価を発揮します。FC300のパーライト組織はCBNに対して高い親和性を持ち、極めて優れた表面粗さと工具寿命を実現します。
高速仕上げ加工
優れた表面粗さ
長寿命

セラミックス工具
高速荒加工向け

荒加工において、圧倒的な切削速度で素材を除去する際に用いられますが、熱衝撃に弱いため乾式加工が必須となります。
高速荒加工
乾式加工必須


工具選定は加工内容(荒加工 / 仕上げ)と求める精度・コストバランスによって最適解が異なります。鋳肌部の切削には特に工具摩耗が早まるため、最初のパスで耐摩耗性の高い工具を選ぶことがポイントです。

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