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丸物・大物加工 φ1200 / 材料調達〜切削・研削研磨まで一貫加工

VA/VE (加工技術FAQ)

旋盤加工について

旋盤加工とは?

🔴旋盤加工とは🔴

 

金属などの材料(ワーク)に、工具や刃物(バイト)を押し当てて削る加工を「切削加工」といいます。

旋盤加工は、切削加工時に、材料を回転させ、そこに固定した工具を押し当てて行う加工です。
正式な名称は「旋削加工」なのですが、使用する設備の名称を取って多くは「旋盤加工」と呼ばれています。

これに対し、工具を回転させる加工はフライス加工(転削加工)と呼ばれます。

 

旋盤加工は材料を回転させるため、主に丸物の加工に用いられます。

主な工法は以下の通りです。

 

🔵外径加工
ワークの外側から工具を当て、素材の外径を加工します

 

🔵内径加工
ワークの内側から工具を当て、素材の内径を加工します

 

🔵溝加工
材料の外径、内径の中途に工具を当て、ワークに溝をつくります
溝加工の延長で、溝をワークの中心部まで削り進め
ワークを切断する加工は突っ切り加工と呼ばれます。

 

🔵ねじ加工
ネジやリード溝など、一定の幅の連続した溝を加工します

 

🔵テーパー加工
ワークに工具を当て、工具角度を変えながら加工しテーパーをつけます

 

 

🔴旋盤加工の特徴🔴

 

🔵加工精度が高い
旋盤加工は高精度の加工が可能です。

 

🔵被削材の幅が広い
旋盤加工は、幅広い素材に対応が可能です。

 

🔵加工を素早く始められる
治具や金型を用意せず加工できるものも多いので、ワークを用意すれば
素早く加工を始めることができます。

 

🔵工具1本で幅広い加工が出来る

工具のチップなどに加工を施せば、一つの工具で

幅広い加工を行うことも可能です。

 

🔴旋盤加工の工夫🔴

 

🔵チャッキング(ワークの固定)には生爪と呼ばれる固定具を用います。
例えば四爪を用いれば、角材から丸を削り出すことも出来ます。

 

🔵長物で精度を出すために、振れ止めというワークの固定具を用いたり
内径では防振ボーリングバーとよばれる工具を使用し、安定した精度を出すことができます。

 

🔵コストを抑えて面粗度を上げたい時には、研磨工程を省き、バニシングを用いて
旋盤工程のみで面粗度を高めることも出来ます。

 

 

旋盤加工でお困りの際は、中村製作所に是非ご相談ください。

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