VA/VE (加工技術FAQ)
旋盤加工について
旋盤加工のチャッキングについて教えて下さい。
チャッキングとは、機械加工においてワークを「つかむ」こと
またはチャックはワークを掴むための装置のことを言います。
旋盤加工では、ワークを高速で回転させながら工具を押し当てて加工します。
そのため、このチャッキングが重要な技術ポイントになってきます。
チャッキングが弱いと、回転の勢いでワークが飛び出してしまったりして
製品がダメになるのはもちろんのこと、機械や作業者も非常に危険です。
かといって強すぎる力でチャッキングをしてしまうと、
製品が歪んで変形してしまうことになります。
適度なチャッキング方法、芯出し、チャック圧の見極めにはある程度の経験が必要です。
また、ワークをつかむ「チャック」には次のような種類があります。
🔵三つ爪チャック🔵
最も一般的なチャック。スクロールチャックと呼ばれるチャックで、チャックハンドルで爪の開閉を行うと、
3つの爪がそれぞれ連動して動きます。
スクロールチャックはワークを素早くチャッキングできるという利点があります。
🔵四つ爪チャック🔵
四つ爪チャックは、インデペンデントチャックとよばれるチャックで、4つの爪がそれぞれ
独立して動きます。
この性質を利用して、偏心加工を行う際のワークのチャッキングに用いられたり、
正確に芯出しをしたい場合、ブロックなどの角ものを旋盤加工したい場合などに用いられます。
芯出しにコツがいるチャックです。
🔵コレットチャック🔵
コレットチャックは、スリットで割った円筒でワークを包み込む用にチャッキングするので、1点にかかる圧力が少なく済み、
ワークを傷つけたり歪ませることなく加工が可能です。
チャッキングの工夫により、薄肉の製品をビビりや歪み少なく加工することが可能です。
お困りの製品が御座いましたら、お気軽にお問合せ下さい。