2025.12.25
切削加工の難易度と特性
STKM13Aの切削における最大の課題は、その「粘り」の強さにあります。
低炭素鋼は塑性変形しやすいため、切削時に切りくずが連続して発生し、
工具やワークに絡みつくトラブルが起きやすいです。
特にSS400と同様、切りくずがもつれることで加工面の損傷や
自動化ラインの停止を招くリスクがあります。
仕上げ精度と加工条件
STKM13Aは比較的軟らかい材料であるため、
切れ味の鈍った工具を使用すると、
加工面に「むしれ」が生じやすい材質となります。
加工実績
産業用モーター部品に使用される
ステータスリーブの加工実績があります。
加工実績詳細は画像をクリックしていただけると
詳細ページに飛べます!
2025.05.13
深孔の用途によってはコストを抑えられることがありますので、
深孔の用途を教えて下さい。
相手部品を取り付ける必要がある深孔などの場合は、
ガンドリル等の工程が必要なので加工費が高くなることがあります。
一方、例えば深孔がエアー穴、径の大きい油穴などの場合は
多少孔が曲がっていても問題ないので、両端面からトンボで孔あけ加工行うことができます。
工程や段取り数を削減できるためコストの低減が見込めます。
中村製作所では、この他にも加工者の立場からコスト低減のご提案を積極的にさせて頂いております。
お気軽にお問合せ下さい。
2025.04.23
まず、通常溝を掘るときと同じように、フライスやエンドミルで溝を掘ります。

次に、Tスロットカッターと呼ばれる専用工具を使用して、T部分の溝を掘り進めていきます。

Tスロットカッターはこのような工具です。


例えばスクエアエンドミルで幅 d の溝を加工した後、刃径 D のTスロットカッターでT溝を加工する場合、切り込み量は D − d となります。

使用するTスロットカッター径の側面切削条件から、該当する被削材の以下の項目を確認します。
回転速度 N / 送り速度 Vf / 切込み量 Rd
T溝切削条件は次のようになります。
回転速度 N / 送り速度 Vf × Rd ÷ (D − d)
すでに 8mm の溝が掘られている部分に、Tスロットカッター径 15 で、下記の条件でT溝を掘る場合:
回転速度 340 min-1 / 送り速度 55 mm/min / 切込み量 1.5 mm
回転速度: 340 min-1(そのまま)
送り速度: 55 × 1.5 ÷ (15 − 8) ≒ 12 mm/min
切り込み量を少なめに設定することで、工具の折損トラブルを減らすことができます。
T溝加工に関するご質問や、お困りの案件がございましたら
お気軽に中村製作所までご相談ください。





