大物 旋盤加工 φ1200/材料・鋳物〜切削・研削研磨・溶接・表面処理まで一貫加工
ご相談・お問い合わせ

2025.07.23

2025.06.23

2025.05.19

2025.05.13

深孔の用途によってはコストを抑えられることがありますので、

深孔の用途を教えて下さい。

 

相手部品を取り付ける必要がある深孔などの場合は、

ガンドリル等の工程が必要なので加工費が高くなることがあります。

 

一方、例えば深孔がエアー穴、径の大きい油穴などの場合は

多少孔が曲がっていても問題ないので、両端面からトンボで孔あけ加工行うことができます。

 

工程や段取り数を削減できるためコストの低減が見込めます。

 

中村製作所では、この他にも加工者の立場からコスト低減のご提案を積極的にさせて頂いております。

お気軽にお問合せ下さい。

2025.04.23

VA/VE加工技術FAQ

Q
T溝はどうやって加工するのですか?

A
T溝とは、横から見た断面がアルファベットのTをひっくり返したような形状をしている溝です。溝の底部分の広がっているところにナットやボルトの頭部を入れることで、ネジによる固定ができるようになります。

加工手順

1
フライス・スクエアエンドミルで溝を掘る

まず、通常溝を掘るときと同じように、フライスやエンドミルで溝を掘ります。

エンドミルで溝を掘る図

2
Tスロットカッターで T 部分の溝を掘る

次に、Tスロットカッターと呼ばれる専用工具を使用して、T部分の溝を掘り進めていきます。

Tスロットカッターで T 部分を加工する図

Tスロットカッターはこのような工具です。

Tスロットカッター

T溝加工条件の計算
T溝の加工条件を計算する時は、実際に加工する際の切り込み量と、Tスロットカッターの側面切削条件の切り込み量の比から、送りを落として加工します。

切り込み量の算出
切り込み量算出図

例えばスクエアエンドミルで幅 d の溝を加工した後、刃径 D のTスロットカッターでT溝を加工する場合、切り込み量は D − d となります。

側面加工の切削条件
側面加工の切削条件

使用するTスロットカッター径の側面切削条件から、該当する被削材の以下の項目を確認します。

回転速度 N / 送り速度 Vf / 切込み量 Rd

T溝加工の切削条件

T溝切削条件は次のようになります。

回転速度 N / 送り速度 Vf × Rd ÷ (D − d)

すでに 8mm の溝が掘られている部分に、Tスロットカッター径 15 で、下記の条件でT溝を掘る場合:

回転速度 340 min-1 / 送り速度 55 mm/min / 切込み量 1.5 mm

回転速度: 340 min-1(そのまま)

送り速度: 55 × 1.5 ÷ (15 − 8) ≒ 12 mm/min

💡

切り込み量を少なめに設定することで、工具の折損トラブルを減らすことができます。

T溝加工に関するご質問や、お困りの案件がございましたら
お気軽に中村製作所までご相談ください。

お問い合わせはこちら

2025.03.24

ヘリサートやエンザートは、製品にネジ穴を加工する際に、母材の摩耗や損傷を防ぐために用いられる「ねじインサート」の一種です。以下に、それぞれの特徴を解説します。

🔵 ヘリサート

ヘリサートは、金属製のスプリング状コイルで構成されており、独特の螺旋形状が特徴です。

使用する際は、まず専用の工具で母材にタップ(ネジ山)を立て、その穴にヘリサートを挿入します。挿入されたコイルがネジ穴の内側に食い込み、母材を補強する役割を果たします。

🔵 エンザート

エンザートは、外側と内側の両方にネジ形状を持つ、一体型構造のインサートです。ヘリサートのようなコイル形状ではなく、堅固な筒状の構造が特徴です。

外側のネジ部分が母材にしっかりと噛み合うことで、高い固定力と耐振動性を実現します。これにより、長期間の使用や高荷重がかかる条件下でも優れた耐久性を発揮します。

取り付けの際は、あらかじめ製品に下穴を開け、そこへエンザートを専用工具でねじ込むことで固定します。タップ加工は不要ですが、挿入には専用の工具が必要です。

エンザートは、金属や高強度樹脂製の部品、エンジンや機械部品など、信頼性と耐久性が求められる分野で広く使用されています。振動や衝撃に強いため、厳しい使用環境でも安定した締結が可能です。

中村製作所では、どちらのインサートにも対応可能です。

お気軽にお問合せ下さい。

2025.03.17

2025.03.17

2025.03.17

2025.03.10

チャッキングとは、機械加工においてワークを「つかむ」こと

またはチャックはワークを掴むための装置のことを言います。

 

旋盤加工では、ワークを高速で回転させながら工具を押し当てて加工します。

そのため、このチャッキングが重要な技術ポイントになってきます。

 

チャッキングが弱いと、回転の勢いでワークが飛び出してしまったりして

製品がダメになるのはもちろんのこと、機械や作業者も非常に危険です。

かといって強すぎる力でチャッキングをしてしまうと、

製品が歪んで変形してしまうことになります。

 

適度なチャッキング方法、芯出し、チャック圧の見極めにはある程度の経験が必要です。

 

また、ワークをつかむ「チャック」には次のような種類があります。

 

 

🔵三つ爪チャック🔵

最も一般的なチャック。スクロールチャックと呼ばれるチャックで、チャックハンドルで爪の開閉を行うと、

3つの爪がそれぞれ連動して動きます。

スクロールチャックはワークを素早くチャッキングできるという利点があります。

 

 

🔵四つ爪チャック🔵

四つ爪チャックは、インデペンデントチャックとよばれるチャックで、4つの爪がそれぞれ

独立して動きます。

この性質を利用して、偏心加工を行う際のワークのチャッキングに用いられたり、

正確に芯出しをしたい場合、ブロックなどの角ものを旋盤加工したい場合などに用いられます。

芯出しにコツがいるチャックです。

🔵コレットチャック🔵

コレットチャックは、スリットで割った円筒でワークを包み込む用にチャッキングするので、1点にかかる圧力が少なく済み、

ワークを傷つけたり歪ませることなく加工が可能です。

 

 

チャッキングの工夫により、薄肉の製品をビビりや歪み少なく加工することが可能です。

お困りの製品が御座いましたら、お気軽にお問合せ下さい。

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